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​Satoshi Itou
​New publication

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日野市市議・​池田とし恵氏を支援する会のメンバーである、伊藤聡士氏の新刊が出ました。非常に分かり易く、かつ精緻な文章で綴られた、素晴らしい書籍です。本文は二部構成になっており、伊藤氏ならではの、緻密な論理構成、および巧みな文章力で、読む者を惹きつけてやまない格調高い一冊です。伊藤氏の非凡な知性が、凝縮された必読書です。全体は324ページからなる圧巻の一冊と言えるでしょう。本の画像のクリックでアマゾンの販売ページにリンクします。

本書は電子書籍「グローバル危機の連鎖」シリーズ、上巻『パンデミックの真相』と下巻『パンデミックの深層と底流』を1冊にまとめたペーパーバックである。

2020年初めに突如勃発したコロナパンデミックにより、世界は激変した。そして2022年夏、そのパンデミックはようやく収束に向かいつつある。だが、これでようやく世界は元の正常な世界に戻るのかとの期待が膨らんだ矢先、ウクライナ戦争が勃発し、インフレ、エネルギー危機、食糧危機が深刻の度合いを深めている。近い将来、この経済危機がグローバルな金融リセットにつながることは不可避の様相である。一難去ってまた一難。否、一難どころか、諸々の危機が連れ立って進行している。世界はいったいどうなってしまったのか?この先世界はどうなっていくのか?

それを読み解くカギは、危機の第1幕、コロナパンデミックをどう理解するかである。今一度足を止め、過ぎ去りつつあるこのパンデミックの真相を理解しなければ、なぜウクライナ危機、エネルギー危機、食糧危機、金融危機等が次から次とグローバルな津波のように押し寄せてくるのか訳が分からぬまま、私たちはただ時代の奔流に流されていくだけである。逆に言えば、まずパンデミックの真相と深層を徹底的に解明するならば、パンデミックの幾重もの深層に巨大な底流が見えてくる。

本書の第Ⅰ部「パンデミックの真相」においては、政府機関の公式情報やメディアが作り上げた常識を批判的に問い返し、ひたすら科学と論理に依拠して、まず過去2年半のパンデミック「対策」を再検証する。結論を先取りして言うと、コロナの感染者数も死者数も意図的に大幅に水増しされ、その結果、必要以上に恐怖心が煽られた。その恐怖心に乗じて導入されたマスク、ソーシャルディスタンス、ロックダウン等のコロナ対策はいずれも非科学的な有害無益の策であり、パンデミックの傷を深めただけである。コロナではなく、むしろコロナ対策こそが、パンデミック危機の本質である。コロナ治療に有効なヒドロキシクロロキンやイベルメクチンのような特効薬が政治的としか言えない動きによって禁止・排除された一方、最大のコロナ対策とされた「ワクチン」は、コロナそのものより比較にならぬほど甚大な被害を人類にもたらしている。全世界で50億人以上に接種された「ワクチン」(遺伝子治療)は、グローバルジェノサイドと呼ぶべき様相を呈している。政府と大手メディアが良心ある科学者の叫び声をかき消し、ワクチンのリスクと被害の実態を隠し続けてきたため、いまだに多くの人は気がついていない。いったいどれほど多くの人々がすでに被害を受け、あるいはこれから何年もかけて受け続けるか、想像を絶する。人類史上最大のこの薬害事件は、決して偶然の過ちが連続した結果生じたものではなく、終始一貫してパンデミックの全体を貫く巨大な意図の下で起きた人災である。パンデミックは実はプランデミックだったという「陰謀論」は、論理的思考に徹する限り、論理的に唯一可能な推論である。

本書の第Ⅱ部「パンデミックの深層と底流』においては、この推論を裏づけるべく、パンデミックの深層を一層ずつ掘り起こす。そこで見えてくる深層の第一層は、パンデミックを作り上げてワクチンを展開し、巨利を得たビッグファーマ、そしてビッグファーマと連携する欧米日の規制庁、WHO、ビル・ゲイツ等によるワクチン推進連合体である。第二層に見えてくるのは、パンデミックを利用して「グレートリセット」を推し進める世界経済フォーラム(WEF)である。さらに最深部の第三層でプランデミックの指揮をとっているのは、「グレートリセット」を通じて全体主義デジタル監視社会という「新世界秩序」を確立しようとする国際金融資本である。

パンデミックの深層をそこまで掘り下げて見れば、ビル・ゲイツの量子ドットタトゥーや、ワクチンパスポートによる強権行使等の、パンデミックと並行して進行する様々な事象も、すべて整合性をもった流れであることが分かる。コロナパンデミックはひとまずフェードアウトしているが、パンデミックの第2弾が用意され、それに向けて「パンデミック国際条約」によって各国の主権の一部をWHOに移譲させる動きも進んでいる。

2022年に入ってからのウクライナ危機、それによって加速されたエネルギー危機、食糧危機、経済危機、金融崩壊等は、まさしくパンデミックの底流がパンデミック以降も止まることなく続いていることを示している。パンデミックという危機を利用したグレートリセットはこれら一連の危機をも利用して進行中である。「新しい資本主義」を唱える岸田首相も、グレートリセットへの積極的協力を表明している。

グレートリセットが本当は何を意味するのか、それを認識しない限り、私たちはコロナパンデミックのときと同じように、騙され続けるしかない。少数のグローバルエリートが支配する全体主義的デジタル監視社会の中で家畜として生きるしかない。この巨大な流れを止めることができるかどうかは、これからの数年にかかっている。テレビや新聞等の大手メディアが支配者のプロパガンダ機関として日々私たちを洗脳し続けている。そのことに気づくのは容易ではない。しかし、子供たちに自由な未来を残すのは私たち大人の使命であり、今目を覚まさなければ、もう明日はない。

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