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弑逆者・国民を殺し続けた者の正体

更新日:2022年7月19日


戦犯の特定:


我々は「弑逆者」を特定しなければならない。銃弾が飛び交うだけが「戦争」ではない。「心理戦」や「情報戦」であれ、核兵器を使用したのに匹敵する被害を、相手に蒙らせることが可能だからである。先ず最初に指摘すべきは、元ワクチン大臣である河野太郎氏の発言に関してである。彼は、「心筋炎など軽微な副反応に過ぎない」、及び「コロナワクチン接種の副反応で死亡した人間はいない」と明言した。この発言は、国のトップとして、重大な意味を持っている。


ワクチン接種死者の内、ゆうに50%近くの人間が48時間以内に副反応で死亡している。接種と死亡の「時間的な近接性」を考慮するならば、接種を原因とする死亡事例も、十分に考慮すべきなのである。例えばクロイツフェルト・ヤコブ病は時間を掛けて緩慢に進行していくのが従来の常識だが、極めて異数なことに、ワクチン接種後の11日前後で、同疾病が発症したケースが多数報告されている。不思議でならないのは、接種に関わった現場医師が、こうした経過に対し、何らの疑問を抱かない点である。


この2年半で、我々が築き上げてきた日本の美徳、即ち「謙譲」や「博愛」などの精神的な宝は、日を追うごとに、失われていった。国民が無知だから自業自得としか言えないのだろうか。これも運命、天命なのだろうか。しかし、5歳の子が親に言われて、接種後に亡くなっている。親の無知、親の選択で子供の未来が失われる。そして我々は、日本の将来が失われることが無念極まりないのである。優秀な女の子などが何人も失われている。子宮頸癌ワクチンと同様、ずっと障害を抱えて、苦しい人生を歩まざるを得ない子供達も増えている。


今の日本経済の貧困化政策の中で、一生医療費を支払い続けるのは不可能である。障害を負った人々は、働くことすら出来ないからである。現政府が行いつつあるのは、途轍もなく悪質な政策である。ワクチン政策一つ挙げても、高齢者から接種させるのは、もはや確信犯であり、年金減らしの対策であることは明らかである。よって、高齢者への接種勧奨の大号令を、政府は報道に委ねたのである(例えば、政府の事業である接種キャンペーンに、世界最大手の電通テックが関わっている)。同時に、障害者も重症化の危険性があると、不可解な理由付けをして、4度目の接種を推奨している。これは既に、優生学である。


戦後最多の超過死亡者数を記録した、本年(令和四年七月現在)の異常な統計値を、河野太郎氏は合理的に説明する必要がある。もしワクチンが無謬且つ、安全で有効なものであれば、これほどの被害者数とも、ワクチン接種で生じる筈は有り得ない。然しながら諸外国では、ワクチン副反応の実例が査読済みの論文で指摘されており(1000件を超える)、心筋炎一つとっても、詳細な生検査によって新型コロナワクチンが原因であることが詳細に論じられている。「心筋炎が起きても軽微である」と発言した河野太郎氏に対し、我々は一つの医学論文をもって以下で反駁する予定である。今の事態は法律破りというより、人間性の堕落である。法律より人命の方が大切である。ここは昨今の、この国のトップと、我々が根底から考えが分かれる点である。つまり現政府は「人命」を軽んじている。


「COVID-19ワクチン接種後の心筋内炎症:心筋内生検で証明された症例群」と題する、専門誌の掲載論文より、「COVID-19ワクチン接種に反応した心筋炎」について紐解いていく。


医学誌MDPIに掲載された「Intramyocardial Inflammation after COVID-19 Vaccination: An Endomyocardial Biopsy-Proven Case Series」によれば、Covid-19ワクチン接種に反応した心筋炎の症例を元に、免疫組織化学的EMB分析を用いて、組織病理学的診断を行ったとされ、ワクチンによって引き起こされる炎症反応が、「自己免疫学的起源である可能性」を示唆しているとの記載が見える。一方で、同研究によれば、COVID-19ワクチン接種と心筋炎の発生との明確な因果関係を示すことは出来ないが、データは時間的な関係を示唆しており、心臓内でのSARS-CoV-2スパイクタンパク質の発現と、CD4+リンパ球浸潤の優勢は、ワクチン接種に対する自己免疫反応を示していると指摘されている。


例えば、疫学者ピーター・マッカロー博士は、2022年6月27日に以下のように述べている。即ち、ワクチン障害の1000を超える査読済み論文があり、米国では13388人のワクチン死が認定されている。ワクチン死は可能性ではなく、ほぼ明確であり、説得力のある確実な根拠もあるとマッカロー博士は語っている。こうした指摘を、MDPIの論文の中から、河野太郎氏の否定した「心筋炎」に関する記述を精査し、論旨を要約して以下に記述する。


同論文の中で、Christian Baumeierを始めとする多数の研究者達は、心筋炎と心膜炎は、COVID-19 mRNAワクチンの合併症として報告されており、2021年4月のファイザー-社製ワクチンで発生した、心筋炎の最初の報告以来、COVID-19ワクチン接種と心筋炎および心膜炎の発生との関係を示す多数の症例報告が発表されている、と指摘した。一方、大規模な疫学研究では、COVID-19ワクチン関連の心筋炎の大部分は、mRNAベースのワクチンの2回目の投与後に、若い男性で発生することが明らかになっている、と説明している。


総症例数にもかかわらず、心筋炎の一般的な発生率は、スパイクバックス筋注を投与された患者でより高いことが示されており、また、心筋炎は「憂慮すべき副作用」であり、注意深く監視する必要があると研究者達は警鐘を鳴らしている。公表された症例の大部分は心臓磁気共鳴画像法(cMRI)と検査室評価に基づいているが、心内膜心筋生検(EMB)で証明された症例は限られているため、SARS-CoV-2に対するワクチン接種後に心筋炎の疑いがある15人の患者からのEMBの包括的な分析を提示し、ワクチン接種と心筋炎の発生との時間的関係を明らかにすると研究者達は明らかにするとした。同論文の中では、巨大細胞心筋炎についても言及されている。例えば以下のような記載が論文の中に見出せる。


分析された15例のコホートの結果


入院時の患者の特徴、臨床像、検査所見を元にした研究の結果により判明した重要な点は、SARS-CoV-2に対するワクチン接種に反応した心筋炎の疑いが、すべての症例で見出された事実である。左心室駆出率(LVEF)の中央値は30(14–39)%である。分析されたコホートは18歳から68歳の範囲であり、男性の方が圧倒的であった(60%)。すべての患者は白人であり、ワクチンの種類、症状の発症、臨床的疑い、および臨床経過は、提示されたコホートで大きく異なっている。全てのEMBは、遺伝子特異的配列を使用してSARS-CoV-2について陰性検査された。


15人の心疾患の診断と種別


15人の患者から、活動性心筋炎の2例、巨大細胞心筋炎の2例、炎症性心筋症の9例および拡張型心筋症は、EMB鑑別診断に基づいて診断された。症例の大部分(73%)はコミナティmRNAワクチンに関連して観察され、4症例(27%)はバキスゼブリア筋注およびジャンセンのベクターワクチンによるのである。症状の発症は、コミナティでは0〜56日(中央値14日)、バキスゼブリア筋注では1〜14日(中央値7.5日)、ジャンセンワクチンでは14〜28日(中央値21日)であった。


さらに、心疾患とワクチン接種の関係について、同論文の見解を以下に要約していく。


①コミナティグループの患者の大多数は男性(73%)だが、ベクターワクチン接種後の心筋炎の疑いは、主に女性患者で研究された。全ての患者が重度の左心不全の突然の発症を示し、ほとんどの患者が呼吸困難、胸痛、呼吸数の低下、運動能力の低下などの追加の症状を示した。心臓MRIに関するデータは、6人の患者で利用可能であり、そのうち4人で心筋炎の兆候は見られず、2人の患者で活動性心筋炎の典型的な兆候が見られた。5人の患者は心臓代償不全と劇症心原性ショックを含む重度の合併症を示し、2人の患者は入院前に集中治療室で蘇生しなければならなかった。トロポニン、脳性ナトリウム利尿ペプチド、クレアチンキナーゼ、C反応性ペプチドなどの実験室の心臓および炎症性バイオマーカーに関するデータは不均一であり、15人中12人の患者で上昇した(免疫組織化学的EMB分析により、14人の患者で炎症マーカーの存在が増加していることが明らかになっている)。 DCMの診断と互換性のある、一貫して低レベルの炎症細胞を持っていることがわかったのは1人の患者だけである。


②心筋炎を患う他のすべての患者は、軽度から重度の炎症に至るまで、さまざまなパターンの炎症マーカーを示した。さらなる免疫組織化学的分析により、2人の患者の心臓組織におけるSARS-CoV-2スパイクタンパク質の陽性検出が明らかになった。特に、スパイクタンパク質は、15例中9例のまばらな細胞(心筋細胞)で発見された。さらに、活動性心筋炎、巨細胞性心筋炎、およびDCMiの1例を除いて、CD4+-T細胞対CD8+-T細胞の比率は≥1は、観察された炎症の自己免疫学的起源を示唆している。


図1.ワクチン接種後の心臓組織



図1.COVID-19ワクチン接種後の心臓組織における、SARS-CoV-2スパイクタンパク質の証拠が認められるケース。(A–C)コミナティ(パネルAおよびB)またはバキスゼブリア筋注(パネルC)の投与後にDCMiと診断された患者の、EMBにおけるSARS-CoV-2スパイクタンパク質の代表的な免疫組織化学的染色を示した。(D)SARS-CoV-2陽性の心臓組織が陽性対照として機能した。倍率400倍。スケールバー20µm。


③本研究では、COVID-19ワクチン接種後に心筋炎が疑われる14人(93%)の患者を特定し、EMBで証明された心筋炎を示した。そのうちの4つは急性心筋炎(活動性心筋炎および巨細胞性心筋炎を含む)を有し、10つは炎症性心筋炎(DCMi)と診断された。心筋炎の感染理由は、最も関連性の高いウイルス性病原体(SARS-CoV-2を含む)の分子診断によって除外されていた。B19Vの潜在的なウイルスゲノムは、67%の症例で発見されたが、これらの患者では活発なB19V転写は確認されなかった。B19Vは、ヒトの心臓で最も頻繁に検出されるウイルス種であり、心筋炎への寄与、したがって長期的な患者の転帰への寄与は、その転写活性に大きく依存する。したがって、特定された潜在的なB19V感染症は、これらの患者の心筋炎の原因となる可能性は低い。ウイルス感染は心筋炎/心筋炎症の原因として除外されているため、「自己免疫学的メカニズム」が説明になる可能性がある。


④スパイクタンパク質抗体と心筋収縮性タンパク質との交差反応性、mRNA免疫反応性及びホルモンの関与は、COVID-19mRNAワクチンが免疫過剰を誘発する潜在的なメカニズムとして議論されてきた。現在のコホートでは、SARSCoV-2スパイクタンパク質が15人の患者のうち9人の心筋細胞で発現していることが判明した。したがって、ワクチンでコード化されたスパイクタンパク質は心臓に到達し、そこで炎症反応を引き起こし、心筋炎またはDCMiの発症を引き起こす可能性がある。以前のマウスデータは、mRNAワクチン接種後のスパイクタンパク質の心筋内発現を示していた。急性心筋炎では、CD4対CD8比のCD8 + T細胞シフトが知られており、AMCおよびGCMC患者におけるCD8+細胞の上昇を説明している。


⑤しかし、CD4 + T細胞は自己免疫性心筋炎の主要な原因であると考えられているため、ワクチン誘発性心筋炎は過剰なCD4 + T細胞浸潤の結果であり、したがって潜在的な送達者である可能性がある。つまり、これらは自己免疫性心筋炎の可能性が高い。さらに、HLA-DRの発現は、明らかに炎症を伴う14人中11人(79%)の患者で増加していた。HLAクラスII領域はいくつかの自己免疫疾患と強く関連しているという事実により、ワクチン接種に応じたHLA-DRの誘導は、ワクチン接種後の心筋炎への自己免疫の寄与をサポートする。心臓微小血管内皮でのICAM-1およびVCAM-1接着分子の発現は、心筋炎関連ウイルスに感染するとアップレギュレートされる。AMCの患者とGCMCの患者を除いて、観察された炎症の非感染性の起源を支持するICAM-1とVCAM-1のレベルの増加を示した患者はいない。


⑥パーフォリンを介した心臓の損傷は、ウイルス性、および急性特発性心筋炎に関与していることが知られている。どの患者もパーフォリン+細胞の存在の増加を示さず、COVID-19ワクチン接種後の、細胞毒性有害事象の寄与がないことを示していた。さらに、LVEFが低下した患者のパーフォリン+細胞に関するデータは、パーフォリン+心臓浸潤の欠如が、自発的なLVEFの改善に関連していることを示している。EMB診断の中で、COVID-19ワクチン関連の心筋炎を特定するために、非侵襲的画像技術が使用された。心臓の画像技術は、重度の心筋炎に関する有用ではあるが、限られた情報しか提供しないため、軽度の炎症やウイルスの持続性と相関させることは出来ない。今回の症例では、cMRIが心筋炎を検出できたのは症例の33.3%のみであったことを示している。したがってEMBは、ウイルス性および炎症性心筋炎の診断における明確な基準であり続ける。


ここでEMBに関して、詳しく説明することとする。EMBとは、正確には「心内膜心筋生検 Endomyocardial Biopsy」の略である。心内膜心筋生検とは、拡張型心筋症・肥大型心筋症やその他の二次性心筋症など、心臓の筋肉の変性が疑われる場合に、心臓の筋肉の一部を採取し病理学的な検査(顕微鏡、免疫染色など)を行うことである。心筋症は様々な原因によっておこり、その治療法も原疾患により異なるので、病理学的検査により治療方針の決定に重要な役割を果たしている。心筋生検ではカテーテル検査時に静脈(左心室の場合は動脈)から生検鉗子(バイオトーム)とよばれる小さな鉗子を用いて、大きさ2-3 mm のわずかな心筋組織を採取する(既刊資料より)



図:心内膜心筋生検の様子(右室心内膜生検の場合)


心内膜心筋生検 Endomyocardial Biopsy (EMB)


心内膜心筋生検では、心筋炎・サルコイドーシス・ファブリー病・アミロイドーシスなどの全身性疾患に伴う心疾患(二次性心筋症)を鑑別する他に、心臓移植後の免疫抑制剤の効果判定や治療方針の決定に関し重要な役割を果たすなどさ様々な役割を果たしている。


⑦以下が、この研究の一段階目の方法である。患者と臨床調査合計で、11の異なる診療所からの15人の患者がこの多施設共同研究に含まれた。全ての患者について、COVID-19ワクチン接種後の「心筋炎の臨床的疑い」は、ワクチン接種と心筋炎症状の発症との時間的関係のために担当医によって表明された。すべての患者は、臨床検査、心エコー検査、心電図を含む重要な臨床検査を受け、一部の患者は追加の心臓磁気共鳴画像法(cMRI)を受けた。さらに、EMBは各患者から取得され、心臓診断および治療研究所(IKDT、ベルリン、ドイツ)に送られ、組織学、免疫組織化学、分子ウイルス学などの日常的な検査が行われた。 EMBを実施する決定は、原因不明の心不全と重度の左心室不全の突然の発症の設定に基づいて主治医によって行われた。冠状動脈疾患および心筋機能障害の他の考えられる原因は、すべての患者でEMBの前に血管造影法によって除外されている。左心室駆出率(LVEF)は、シンプソン法を用いた心エコー検査によって決定された。


⑧次に、EMBの分子ウイルス学EMBを回収した直後に、サンプルをRNAlater溶液に移して核酸を安定化させた。全DNAは、Gentra Puregeneキットによって、製造元の指示に従い抽出された。 TRIzol試薬を使用して全RNA分離を行い、続いてDNAse処理およびハイ・キャパシテイcDNA逆転写キットを使用してcDNA合成を行った。更に、ランダムヘキサマープライマーを使用した。次に、パルボウイルスB19(B19V)、エンテロウイルス、アデノウイルス、エプスタインバーウイルス、ヒトヘルペスウイルス6及び重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)を含むウイルスゲノムの検出が行われた。既に指摘したように、ネステッドポリメラーゼ連鎖反応、及び定量的逆転写酵素(qRT)-PCRを用いた。


⑨組織学、免疫組織化学およびデジタル画像分析組織学的検査は、標準的な手順に従って、ヘマトキシリンおよびエオシン、および三色染色で染色されたホルマリン固定パラフィン包埋標本で実施された。活動性心筋炎は、組織形態学的なダラスの基準に従って診断された。炎症性浸潤物の適格性確認および定量化のために、免疫組織化学的染色を、以前に記載されたように、RNAlater固定された凍結包埋EMBで実施した。欧州心臓病学会(ESC)の見解により、心筋炎は、CD3+T細胞の存在を伴う14以上の白血球の存在によって診断された。全ての免疫組織化学的マーカーはデジタル画像分析を使用して定量化された。SARS-CoV-2スパイクタンパク質の検出は、適切な抗体(GeneTex、1A9、GTX632604; 1:100)を使用してパラフィン包埋EMBで実施された。加えて、SARS-CoV-2qRT-PCRで確認された患者の「心臓組織の剖検」を陽性対照として使用した。


この論文の結論は、以下のように締め括られている。


結論 ―心筋炎は自己免疫反応により惹起される


本研究は、SARS-CoV-2に対するワクチン接種後の心筋炎の臨床的疑いのある、15人の患者のEMBベースの診断を要約している。炎症性心筋炎から活動性心筋炎、および重度の巨細胞性心筋炎に至るまで、心筋炎を患う15人の患者のうち14人が特定された。ワクチン接種と心筋炎の発生との因果関係は、調査結果に基づいて確立することは未だ出来ないが、スパイクタンパク質の心臓検出、CD4 + T細胞が優勢な炎症、および密接な時間的関係は、ワクチンによって引き起こされる自己免疫反応が主要な原因だと考えられる。


以上の研究を通じて、我々は接種と心筋炎の関係について、一定程度の知見を得ることが出来る筈である。精密な研究によってすら、ワクチン接種による心筋炎発生のメカニズムは確定されていないが、ワクチン接種が自己免疫反応を惹き起こす事実は分かっている。河野太郎氏は、こうした科学的事実を踏まえて、「ワクチンは有効で安全である」との見解を披露したのであろうか。否、彼は科学的知見は全く持ち合わせずに「放言」している。我々は、河野太郎氏の言説を覆すべきである。彼の「安全で有効」だとする主張が、如何なる科学的根拠に基づいているかは全く定かではない。我々の提起したエビデンスに有効な反論が出来ないのならば、彼はその職責上、重大な事実誤認をしているか、或いは確信犯的に自説を盲信し、大量の死者が生じている結果を無視するならば、彼は「弑逆者」に過ぎない。事実、彼は、南出喜久治弁護士を原告代理人として、「殺人罪」で告発されている。ここで、ワクチン副反応データベースにより、心筋炎による死者をプロットする。


同データベースの検索により、痛ましい事実が存在しているのが分かる。発生日の令和4年4月29日に、転帰内容「死亡」の文字を我々は見出したが、あろうことか、これは11歳の女児である。ファイザー社製ワクチンを接種して翌日、心筋炎、心不全、呼吸障害・呼吸不全、チアノーゼ、血圧測定不能が主症状として記録されているのが分かるのである。「コミナティ筋注5~11歳用」を接種した直後の出来事である。接種と死亡の因果関係の評価欄は「空白」のままである。我々は憤怒を抑えつつ、ここまで書き通してきた。



2022年6月10日(金)第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会で、この議題が取上げられた筈だが、愚昧且つ鈍感な同部会の委員たちは黙殺した。彼等には、女児の未来を無慈悲に奪い去ったことへの責任意識は、全く皆無である。


同じ問いを、河野太郎氏にも呼び掛けたい。この痛ましい事実を黙殺するというのか。時間的な近接性、副反応被害者の年齢を鑑みれば、我々は到底許せる罪ではない。ワクチン大臣の職責にあった者として、その責任は断固として、厳しく問われるものである。遺族を前にして、ワクチンが「有効で安全」だと再度言ってみるが良い。この愚昧で傲岸な人間は、「無責任」の一言で済まされはしない。これはれっきとした「殺人」だからである。


WEF(世界経済フォーラム)のシュワブは、「Covidー19ワクチンを接種しなければ、世界は破滅する」と宣言している。これは狂人の戯言(たわごと)に過ぎない。河野太郎氏も同類項である。この男は、「どうしても譲れない信念がある」と謳っているが、認知の歪んだ「信念」など、害こそあれ、有益な価値は些かもない。副反応データベースに記載された5歳~11歳の子供たちの副反応例は69件(ファイザー社製ワクチンによる)にも上る。河野氏の唾棄すべき、下らぬ無知蒙昧な「信念」とやらに、我々は全く従う必要性は無い。


我々の主張に対する補強の意味を込めて、心筋炎に関して、我々の刊行物(大罪 ―ワクチン接種に関わった者たち)より若干補足しておく。以下の記述の出典は、「Salar Pashangzadeh et al. Frontiers in Immunology 2021; 12: 669382」による。


先ず、ストレスを受けた免疫細胞は、組織細胞に信号を送り、炎症反応を誘発する可能性のある、マイクロRNAを含むエクソソームを放出する。ここまでは脳疾患への指摘と同じである。その中でも、特に、「miR-155」は、SARS-CoV-2で特別な役割を果たし、スパイク蛋白質によって発現が促進されることが分かっている。結果として、スパイク蛋白質のS1サブユニットが分離し、心臓に高レベルに存在するACE2受容体に自由に結合できるようになる。分離したスパイクS1によるACE2の抑制は、アンジオテンシンIIのアップレギュレーションを引き起こし、炎症(心筋炎)と心血管疾患を誘発するのである。S1サブユニットは、ウイルスが駆逐された筈のCOVID-19患者でも発見されており、「COVID-19感染」を長期化させる上で、重要な役割を果たしていると考えられている。例えば、S1は、ワクチン接種後の血管系でも発見されている。つまり、指摘したように、miR-155の過剰発現は、心臓発作に於いて、悪い結果に関連していることが判明したのである。


分かり易く言えば、miR-155-3pは、通常はB細胞の成熟と増殖をサポートするが、miR-155それ自体が多くの自己免疫疾患にも関連するのである。


先に挙げた論文との一致を見るのは、心臓に送達されたワクチンの生成物(スパイク蛋白質)が、過剰な「自己免疫反応」を生じさせるという点である。科学的なアプローチと推論の方法は一致しないが、ほぼ、二つの論文が同一解に至っている点に注意が必要である。


ここで、自己免疫疾患について、MSDマニュアルを引用して平易に補足しておく。MSDマニュアルによれば、自己免疫疾患とは、分かり易く言えば、「免疫系が正常に機能しなくなり、体が自分の組織を攻撃してしまう病気」を指している。例えば、人の組織内細胞には抗原が含まれている。しかし、通常であれば免疫系は異物や危険な物質に対してだけ反応し、自己の組織の抗原には反応しない。ただし、ときに免疫系が正常に機能しなくなり、自己の組織を異物と認識して自己抗体と呼ばれる抗体や免疫細胞を産生し、これらが特定の細胞や組織を標的にして攻撃する。この反応を自己免疫反応と呼び、炎症と組織の損傷を引き起こすことが知られている。


愚昧な政治家をトップに据えると、思いも寄らぬ大きな悲劇を生む。我々が、この30年で失ったものは、他者への共感や命への畏敬、そして、何よりも悪事に対する批判精神そのものである。今年に入って公表された、令和4年度初頭の超過死亡者数は、前年比に換算して67,000人にも上る。このまま同水準で死者数のカウントが続けば、阿鼻叫喚の結末を迎えることになる。既に、圧倒的大多数の国民が接種を済ませてしまっている。我々は日々、差し迫った危機を体感しつつある。夢であれば、覚めて欲しいと願うばかりである。


先のパンデミックに対する日本政府の方針は、支離滅裂と言っていいほどである。例えば令和4年3月8日開催の「グローバルパンデミック対策サミット」にて、日本政府は、古屋範子が委員長を務める「党国際保健推進委員会」で、後藤厚生労働大臣に、CEP(感染症流行イノベーション連合)への予算確保を申し入れ、3億ドルの拠出を決定したのである。すぐさまビル&メリンダ財団が感謝状を送ったそうだが、元は我々の血税である。然しながら、コロナワクチンの死傷者には、日本政府からは一銭の金も支払われていない。これほど馬鹿げた話は有り得ない。日本政府は、自国民がどうなろうと、関知せずである。


Q.The identity of the rebels and those who continued to kill the people.

A.We must identify the "rebel". It's not just "war" that ammunition flies. This is because it is possible to inflict damage on the other party, which is comparable to the use of nuclear weapons, whether it is "psychological warfare" or "information warfare."

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