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暴露される虚偽・河野太郎は如何に抗弁するのか



懸案だった新型コロナワクチンと、心筋炎を始めとする副反応に於ける死亡事例に関し、厚生労働省は令和4年7月25日をもって、ついに因果関係を認めた。以下に、「第150回 疾病・障害認定審査会 感染症・予防接種審査分科会」での審査結果の一部を記載する。



画像をクリックして、拡大してみれば分かるが、91才の女性が、急性アレルギー反応・急性心筋梗塞で死亡したと、ワクチン接種との因果関係が明確に認められた。これは大きな前進と言って良い。何故なら、河野太郎元ワクチン大臣は、ワクチン接種による死亡例はゼロであると、強硬に主張してきたからである。


今般のコロナ問題が、国家や社会、そして人々に対し、どのように影響したか、我々は振り返って考える必要がある。もはやメディアで視聴する機会も激減したが、依然として、政府の様々な愚かしい失策は、至るところで負の遺産となって、我々を辛苦に陥れている。報道関係者には、恐らく緘口令が敷かれており、ワクチン被害の実態を秘匿している筈である。メディアこそ、この間違ったワクチン政策の牽引役であり、国家権力に盲従して、我々を欺き、死の淵へと追い遣って来たのである。同一抗原を繰り返し接種すれば、それは即ち、死に至る。我々は以上を、確信を持って一連の著作で伝える努力を続けてきた。


現在の日本を取り巻く諸問題は、かつてないほど厳しいものである。我々は、日本がもはや、「主権国家」と言い得る体を為していないと考えている。例えばパンデミック条約に賛意を示した日本政府は、公衆衛生に関わる国家の権力すら、いともた易く、WHOに丸投げしたのである。懸念された、悪辣なNWO(世界統一政府)の樹立自体は、既にロシアが破壊しかかっている。但し、日本だけは例外である。恐らく日本国家の内部に蓄積された様々な矛盾が破裂し、2024年に政変に近い異常事態が起きる可能性も捨てきれない。


我々の出発点である「治験はまだ終わっていない ―接種という名の人体実験」で概説した問題は、半年後の今も何ら解決されておらず、相変わらず、政府は出鱈目の限りを尽くしている。「新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注、ファイザー株式会社)」と称する公文書から「予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」なる愚劣な組織の見解を引くと、半年前より、さらに狡猾なレトリックが見つかるのである。以下に挙げた資料は、半年前の同文書と、体裁(本質)は全く変わらなかった。


然しながら、25日の会議では、この姿勢は一転、日本で初の死者と新型コロナワクチンとの因果関係が認められるに至った。この判断は、我々にも、正に寝耳に水、であった。


既に超過死亡者は1500名足らずに収まらない。令和4年1月から4月にかけて、67000人の人間が不自然な死に方をしている(大規模な天災や戦争などの人災も存在していない)のである。金輪際、許される筈のない悪政を、未だに平然と続ける神経が理解出来ない。累々と亡くなった方々の無念を考えると、我々は腸(はらわた)が煮えくり返ってくる。


この30年で失われたものは、人々の財貨や生命及び健康だけに留まらない。日本人は「羊の群れ」と化して、唯々諾々と、政府の悪辣さを疑わなくなったのである。政治家は自ら接種せずとも良いとする、身勝手な法案を前もって準備した。これは我々の著書で、再三繰り返した事実である。ファイザー社CEOのブーラも、モデルナ社に出資するビル・ゲイツも、自らは打たないと公言している。元ワクチン大臣の河野太郎氏も「全て自分が責任を取る」と約束したにも係らず、接種による死傷者は存在しないと放言し、遺族や被害者の方を、地獄の苦しみに叩き落したのである。何故、今こそ、日本人は声を上げないのか。


即ち、モラルの喪失、言い換えれば「命の重み」への欠如が、政府トップの人間から国民全体に至るまで、大きく蔓延してしまっている。コロナ騒動の第一幕が終焉し、この馬鹿げた世迷言の蓋を開けてみたら、「誰が死のうが無関心」という、無機的で「温情さ」も「人の痛みへの共感」もない、事勿れ主義と利己主義が罷り通る世の中になってしまった。先に見た、「予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」の無機質で冷淡な反応に、我々の無関心が加担してはいないだろうか。我々が幾ら主張しても、「笛吹けども、民踊らず」の状況下にある。既に、本稿執筆の令和四年七月五日の時点で、乳幼児への接種が開始されようとしている。超過死亡率を考慮に入れれば、もはや「鬼畜」と呼んでいい。


「COVID-19ワクチン接種後の心筋内炎症:心筋内生検で証明された症例群」と題する、専門誌の掲載論文より、「COVID-19ワクチン接種に反応した心筋炎」について紐解いていく。


医学誌MDPIに掲載された「Intramyocardial Inflammatio after COVID-19 Vaccination: An Endomyocardial Biopsy-Proven Case Series」によれば、Covid-19ワクチン接種に反応した心筋炎の症例を元に、免疫組織化学的EMB分析を用いて、組織病理学的診断を行ったとされ、ワクチンによって引き起こされる炎症反応が、「自己免疫学的起源である可能性」を示唆しているとした記載が見える。一方で、同研究によれば、COVID-19ワクチン接種と心筋炎の発生との明確な因果関係を示すことは出来ないが、データは時間的な関係を示唆しており、心臓内でのSARS-CoV-2スパイクタンパク質の発現と、CD4+リンパ球浸潤の優勢は、ワクチン接種に対する自己免疫反応を示していると指摘されている。


同論文の中で、Christian Baumeierを始めとする多数の研究者達は、心筋炎と心膜炎は、COVID-19 mRNAワクチンの合併症として報告されており、2021年4月のファイザー-社製ワクチンで発生した、心筋炎の最初の報告以来、COVID-19ワクチン接種と心筋炎および心膜炎の発生との関係を示す多数の症例報告が発表されている、と指摘した。一方、大規模な疫学研究では、COVID-19ワクチン関連の心筋炎の大部分は、mRNAベースのワクチンの2回目の投与後に、若い男性で発生することが明らかになっている、と説明している。


総症例数にもかかわらず、心筋炎の一般的な発生率は、スパイクバックス筋注を投与された患者でより高いことが示されており、また、心筋炎は「憂慮すべき副作用」であり、注意深く監視する必要があると、研究者達は警鐘を鳴らしている。公表された症例の大部分は心臓磁気共鳴画像法(cMRI)と検査室評価に基づいているが、心内膜心筋生検(EMB)で証明された症例は限られているため、SARS-CoV-2に対するワクチン接種後に心筋炎の疑いがある15人の患者からのEMBの包括的な分析を提示し、ワクチン接種と心筋炎の発生との時間的関係を明らかにすると研究者達は説明している。同論文の中では、巨大細胞心筋炎についても言及されている。例えば以下のような記載が論文の中に見出せる。


分析された15例のコホートの結果

入院時の患者の特徴、臨床像、検査所見を元にした研究の結果により判明した重要な点は、SARS-CoV-2に対するワクチン接種に反応した心筋炎の疑いが、全ての症例で見出された事実である。左心室駆出率(LVEF)の中央値は30(14–39)%である。分析されたコホートは18歳から68歳の範囲であり、男性の方が圧倒的であった(60%)。全ての患者は白人であり、ワクチンの種類、症状の発症、臨床的疑い、および臨床経過は、提示されたコホートで大きく異なっている。全てのEMBは、遺伝子特異的配列を使用してSARS-CoV-2について陰性検査された。


15人の心疾患の診断と種別

15人の患者から、活動性心筋炎の2例、巨大細胞心筋炎の2例、炎症性心筋症の9例および拡張型心筋症が、EMB鑑別診断に基づいて診断された。症例の大部分(73%)はコミナティmRNAワクチンに関連して観察され、4症例(27%)はバキスゼブリア筋注およびジャンセンのベクターワクチンによるのである。症状の発症は、コミナティでは0〜56日(中央値14日)、バキスゼブリア筋注では1〜14日(中央値7.5日)、ジャンセンワクチンでは14〜28日(中央値21日)であった。


さらに、心疾患とワクチン接種の関係について、同論文の見解を以下に要約していく。


①コミナティグループの患者の大多数は男性(73%)だが、ベクターワクチン接種後の心筋炎の疑いは、主に女性患者で研究された。全ての患者が重度の左心不全の突然の発症を示し、ほとんどの患者が呼吸困難、胸痛、呼吸数の低下、運動能力の低下などの追加の症状を示した。心臓MRIに関するデータは、6人の患者で利用可能であり、そのうち4人で心筋炎の兆候は見られず、2人の患者で活動性心筋炎の典型的な兆候が見られた。5人の患者は心臓代償不全と劇症心原性ショックを含む重度の合併症を示し、2人の患者は入院前に集中治療室で蘇生しなければならなかった。トロポニン、脳性ナトリウム利尿ペプチド、クレアチンキナーゼ、C反応性ペプチドなどの実験室の於ける心臓、及び炎症性バイオマーカーに関するデータは不均一であり、15人中12人の患者で上昇した(免疫組織化学的EMB分析により、14人の患者で炎症マーカーの存在が増加していることが明らかになっている)。 DCMの診断と互換性のある、一貫して低レベルの炎症細胞を持っていることがわかったのは1人の患者だけである。


②心筋炎を患う他のすべての患者は、軽度から重度の炎症に至るまで、さまざまなパターンの炎症マーカーを示した。さらなる免疫組織化学的分析により、2人の患者の心臓組織におけるSARS-CoV-2スパイクタンパク質の陽性検出が明らかになった。特に、スパイクタンパク質は、15例中9例のまばらな細胞(心筋細胞)で発見された。さらに、活動性心筋炎、巨細胞性心筋炎、およびDCMiの1例を除いて、CD4+-T細胞対CD8+-T細胞の比率は≥1は、観察された炎症の自己免疫学的起源を示唆している。


図.ワクチン接種後の心臓組織

図.COVID-19ワクチン接種後の心臓組織における、SARS-CoV-2スパイクタンパク質の証拠が認められるケース。(A–C)コミナティ(パネルAおよびB)またはバキスゼブリア筋注(パネルC)の投与後にDCMiと診断された患者の、EMBにおけるSARS-CoV-2スパイクタンパク質の代表的な免疫組織化学的染色を示した。(D)SARS-CoV-2陽性の心臓組織が陽性対照として機能した。倍率400倍。スケールバー20µm。


③本研究では、COVID-19ワクチン接種後に心筋炎が疑われる14人(93%)の患者を特定し、EMBで証明された心筋炎を示した。そのうちの4つは急性心筋炎(活動性心筋炎および巨細胞性心筋炎を含む)を有し、10人は炎症性心筋炎(DCMi)と診断された。心筋炎の感染理由は、最も関連性の高いウイルス性病原体(SARS-CoV-2を含む)の分子診断によって除外されていた。B19Vの潜在的なウイルスゲノムは、67%の症例で発見されたが、これらの患者では活発なB19V転写は確認されなかった。B19Vは、ヒトの心臓で最も頻繁に検出されるウイルス種であり、心筋炎への寄与、したがって長期的な患者の転帰への寄与は、その転写活性に大きく依存する。したがって、特定された潜在的なB19V感染症は、これらの患者の心筋炎の原因となる可能性は低い。ウイルス感染は心筋炎、及び心筋炎症の原因として除外されているため、「自己免疫学的メカニズム」が説明の鍵になる可能性がある。


④スパイクタンパク質抗体と心筋収縮性タンパク質との交差反応性、mRNA免疫反応性、及びホルモンの関与は、COVID-19mRNAワクチンが免疫過剰を誘発する、潜在的なメカニズムとして議論されてきた。現在のコホートでは、SARSCoV-2スパイクタンパク質が15人の患者のうち9人の心筋細胞で発現していることが判明した。したがって、ワクチンでコード化されたスパイクタンパク質は心臓に到達し、そこで炎症反応を引き起こし、心筋炎またはDCMiの発症を引き起こす可能性がある。以前のマウスデータは、mRNAワクチン接種後のスパイクタンパク質の心筋内発現を示していた。急性心筋炎では、CD4対CD8比のCD8 + T細胞シフトが知られており、AMCおよびGCMC患者におけるCD8+細胞の上昇を説明している。


⑤しかし、CD4 + T細胞は自己免疫性心筋炎の主要な原因であると考えられているため、ワクチン誘発性心筋炎は過剰なCD4 + T細胞浸潤の結果であり、したがって潜在的な送達者である可能性がある。つまり、これらは「自己免疫性心筋炎」の可能性が高い。さらに、HLA-DRの発現は、明らかに炎症を伴う14人中11人(79%)の患者で増加していた。HLAクラスII領域はいくつかの自己免疫疾患と強く関連しているという事実により、ワクチン接種に応じたHLA-DRの誘導は、ワクチン接種後の心筋炎への自己免疫の寄与をサポートする。心臓微小血管内皮でのICAM-1およびVCAM-1接着分子の発現は、心筋炎関連ウイルスに感染するとアップレギュレートされる。AMCの患者とGCMCの患者を除いて、観察された炎症の非感染性の起源を支持するICAM-1とVCAM-1のレベルの増加を示した患者はいない。


⑥パーフォリンを介した心臓の損傷は、ウイルス性、および急性特発性心筋炎に関与していることが知られている。どの患者もパーフォリン+細胞の存在の増加を示さず、COVID-19ワクチン接種後の、細胞毒性有害事象の寄与がないことを示していた。さらに、LVEFが低下した患者のパーフォリン+細胞に関するデータは、パーフォリン+心臓浸潤の欠如が、自発的なLVEFの改善に関連していることを示している。EMB診断の中で、COVID-19ワクチン関連の心筋炎を特定するために、非侵襲的画像技術が使用された。心臓の画像技術は、重度の心筋炎に関して有用ではあるが、限られた情報しか提供しないため、軽度の炎症やウイルスの持続性と相関させることは出来ない。今回の症例では、cMRIが心筋炎を検出出来たのは症例の33.3%のみであったことを示している。したがってEMBは、ウイルス性および炎症性心筋炎の診断における明確な基準であり続ける。


ここでEMBに関して、詳しく説明することとする。EMBとは、正確には「心内膜心筋生検 Endo myocardial Biopsy」の略である。心内膜心筋生検とは、拡張型心筋症・肥大型心筋症やその他の二次性心筋症など、心臓の筋肉の変性が疑われる場合に、心臓の筋肉の一部を採取し病理学的な検査(顕微鏡、免疫染色など)を行うことである。心筋症は様々な原因によっておこり、その治療法も原疾患により異なるので、病理学的検査により治療方針の決定に重要な役割を果たしている。心筋生検ではカテーテル検査時に静脈(左心室の場合は動脈)から生検鉗子(バイオトーム)とよばれる小さな鉗子を用いて、大きさ2-3 mm のわずかな心筋組織を採取する(既刊資料より)


図:心内膜心筋生検の様子(右室心内膜生検の場合)/生検鉗子(バイオトーム)を利用して右内頸静脈から右心室の心筋組織を採取する。

心内膜心筋生検 Endomyocardial Biopsy (EMB)

心内膜心筋生検では、心筋炎・サルコイドーシス・ファブリー病・アミロイドーシスなどの全身性疾患に伴う心疾患(二次性心筋症)を鑑別する他に、心臓移植後の免疫抑制剤の効果判定や治療方針の決定に関し重要な役割を果たすなど、様々な役割を果たしている。


⑦以下が、この研究の一段階目の方法である。患者と臨床調査合計で、11の異なる診療所からの15人の患者が、この多施設共同研究に含まれた。全ての患者について、COVID-19ワクチン接種後の「心筋炎の臨床的疑い」は、ワクチン接種と心筋炎症状の発症との時間的関係のために担当医によって表明された。全ての患者は、臨床検査、心エコー検査、心電図を含む重要な臨床検査を受け、一部の患者は追加の心臓磁気共鳴画像法(cMRI)を受けた。さらに、EMBは各患者から取得され、心臓診断および治療研究所(IKDT、ベルリン、ドイツ)に送られ、組織学、免疫組織化学、分子ウイルス学などの一般的な検査が行われた。 EMBを実施する決定は、原因不明の心不全と重度の左心室不全の突然の発症の設定に基づいて主治医によって行われた。冠状動脈疾患および心筋機能障害の他の考えられる原因は、全ての患者でEMBの前に血管造影法によって除外されている。左心室駆出率(LVEF)は、シンプソン法を用いた心エコー検査によって決定された。


⑧次に、EMBの分子ウイルス学EMBを回収した直後に、サンプルをRNAlater溶液に移して核酸を安定化させた。全DNAは、Gentra Puregeneキットによって、製造元の指示に従い抽出された。TRIzol試薬を使用して全RNA分離を行い、続いてDNAse処理およびハイ・キャパシテイcDNA逆転写キットを使用してcDNA合成を行った。更に、ランダムヘキサマープライマーを使用した。次に、パルボウイルスB19(B19V)、エンテロウイルス、アデノウイルス、エプスタインバーウイルス、ヒトヘルペスウイルス6、及び重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)を含むウイルスゲノムの検出が行われた。既に指摘したように、ネステッドポリメラーゼ連鎖反応、及び定量的逆転写酵素(qRT)-PCRを用いた。


⑨組織学、免疫組織化学及びデジタル画像分析組織学的検査は、標準的な手順に従って、ヘマトキシリンおよびエオシン、および三色染色で染色されたホルマリン固定パラフィン包埋標本で実施された。活動性心筋炎は、組織形態学的なダラスの基準に従って診断された。炎症性浸潤物の適格性確認および定量化のために、免疫組織化学的染色を、以前に記載されたように、RNA later固定された凍結包埋EMBで実施した。欧州心臓病学会(ESC)の見解により、心筋炎は、CD3+T細胞の存在を伴う14以上の白血球の存在によって診断された。全ての免疫組織化学的マーカーはデジタル画像分析を使用して定量化された。SARS-CoV-2スパイクタンパク質の検出は、適切な抗体(GeneTex、1A9、GTX632604; 1:100)を使用してパラフィン包埋EMBで実施された。加えて、SARS-CoV-2qRT-PCRで確認された患者の「心臓組織の剖検」を陽性対照として使用した。


この論文の結論は、以下のように締め括られている。


結論:心筋炎は自己免疫反応により惹起される

本研究は、SARS-CoV-2に対するワクチン接種後の心筋炎の臨床的疑いのある、15人の患者のEMBベースの診断を要約している。炎症性心筋炎から活動性心筋炎、および重度の巨細胞性心筋炎に至るまで、心筋炎を患う15人の患者のうち14人が特定された。ワクチン接種と心筋炎の発生との因果関係は、調査結果に基づいて確立することは未だ出来ないが、スパイクタンパク質の心臓検出、CD4 + T細胞が優勢な炎症、および密接な時間的関係は、ワクチンによって引き起こされる「自己免疫反応」が主要な原因だと考えられる。


以上の研究を通じて、我々は接種と心筋炎の関係について、一定程度の知見を得ることが出来る筈である。精密な研究によってすら、ワクチン接種による心筋炎発生のメカニズムは確定されていないが、ワクチン接種が自己免疫反応を惹き起こす事実は分かっている。河野太郎氏は、こうした科学的事実を踏まえて、「ワクチンは有効で安全である」との見解を披露したのであろうか。否、彼は科学的知見は全く持ち合わせずに「放言」している。我々は、河野太郎氏の言説を覆すべきである。彼の「安全で有効」だとする主張が、如何なる科学的根拠に基づいているかは全く定かではない。我々の提起したエビデンスに有効な反論が出来ないのならば、彼はその職責上、重大な事実誤認をしているか、或いは確信犯的に自説を盲信し、大量の死者が生じている結果を無視する以上、彼は「弑逆者」に過ぎない。事実、彼は、南出喜久治弁護士を原告代理人として、「殺人罪」で告発されている。ここで、ワクチン副反応データベースにより、心筋炎による死者をプロットする。


同データベースの検索により、痛ましい事実が存在しているのが分かる。発生日の令和4年4月29日に、転帰内容「死亡」の文字を我々は見出したが、あろうことか、これは11歳の女児である。ファイザー社製ワクチンを接種して翌日、心筋炎、心不全、呼吸障害・呼吸不全、チアノーゼ、血圧測定不能が主症状として記録されているのが分かるのである。「コミナティ筋注5~11歳用」を接種した直後の出来事である。接種と死亡の因果関係の評価欄は「空白」のままである。我々は憤怒を抑えつつ、ここまで書き通してきた。


2022年6月10日(金)第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会で、この議題が取上げられた筈だが、愚昧且つ鈍感な同部会の委員たちは黙殺した。彼等には、女児の未来を無慈悲に奪い去ったことへの責任意識は、全く皆無である。


同じ問いを、河野太郎氏にも呼び掛けたい。この痛ましい事実を黙殺するというのか。時間的な近接性、副反応被害者の年齢を鑑みれば、我々は到底許せる罪ではない。ワクチン大臣の職責にあった者として、その責任は断固として、厳しく問われるべきである。遺族を前にして、ワクチンが「有効で安全」だと再度言ってみるが良い。この愚昧で傲岸な人間は、「無責任」の一言で済まされはしない。これはれっきとした「殺人」だからである。


WEF(世界経済フォーラム)のシュワブは、「Covid-19ワクチンを接種しなければ、世界は破滅する」と宣言している。これは狂人の戯言に過ぎない。河野太郎氏も同類項である。この男は、「どうしても譲れない信念がある」と謳っているが、認知の歪んだ「信念」など、害こそあれ、有益な価値は些かもない。副反応データベースに記載された5歳~11歳の子供たちの副反応例は69件(ファイザー社製ワクチンによる)にも上る。河野氏の唾棄すべき、下らぬ無知蒙昧な「信念」とやらに、我々は全く従う必要性は無い。


How does the exposed falsehood, Taro Kono, defend?

I would like to ask Mr. Taro Kono the same question. Is it to silence this painful fact? Given the time proximity and the age of the victims of side reactions, we are not a forgiving sin.




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